【競馬初心者必見】上り3Fに疑問を抱いたら絶対見て

これを見ているという事はあなたも上り3Fに疑問を抱いた事だと思います。前走上り3F一位だったから今回も!上り3Fが33秒台だったからこのメンバーなら一番早い!と思って予想して、結果あれ?全然違ったぞ?と思ったことでしょう。

そうです、上り3Fは一番メジャーな指標であり、あまり役に立たない指標なのです。それはなぜか?3Fは距離にすると600mで会場によってコースが全然違います。東京・新潟(外)阪神(外)であればほぼ3Fが直線ですが、大体はコーナーの途中にあります。直線よりコーナーの方が早い競走馬はほぼいません。(まれにいるのか?)もう何が言いたいか分かりますよね?コーナー角度で残り400-600mの間のタイムが変わるという事です。基本的に直線が長い競馬場の方が上り3Fは早く、直線が短い競馬場は遅くなります。(坂の角度でも変わりますが)

上り3Fをみるより、上り2Fを見る方が、馬の瞬発力を測る上では分かりやすいので勝った馬のレースラップ(最後の二つ)を見るようにすると良いと思います。早い馬の目安は22.4秒以下です。大体のG1馬はこの上り2F22.4秒を出した事があります。※新潟は直線ほぼ平坦な為、割引が必要です。

ちょっとだけ専門的な話。なぜ上り2Fかというと、馬の全速力で走れる距離は大体400mと言われています。この瞬発力に必要なエネルギー源はATP-CP系と言われていて、人間だと使える時間は8秒と言われています。個体によって使える時間は違うはずですが、レースラップを見ても、最後の1F(200m)で一つ前の1Fより遅いので、大体、100mを5-6秒で走る事を考えると、競走馬の瞬発力を使える時間も人間とあまり変わらないかもしれませんね。

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